コンプレッサーの故障コードの読み方&写真の撮り方!一次診断を正確にする情報の集め方を紹介
工場や建設現場などで稼働するエアコンプレッサーは、安定した圧縮空気を供給するために欠かせない設備です。
しかし、長期間の使用や環境条件によって不具合が発生することもあります。
その際に役立つのが「故障コード」と、現場での写真記録です。
これらを正しく扱うことで、サービス業者による一次診断が迅速かつ的確になります。
故障コードの基本的な読み方
ほとんどのコンプレッサーは、制御盤や操作パネルにエラーを表示する機能を備えています。
- コード番号(例:E101、161など)
→ 各メーカー毎に意味が定められており、「過負荷」「油圧異常」「温度上昇」などを示します。 - 表示ランプとの組み合わせ
→ 赤点灯・点滅、黄色点灯など、状態によって緊急度を判断できます。 - 取扱説明書の参照
→ コードの詳細は必ずメーカーのマニュアルで確認することが重要です。
※コードだけでなく、発生時の運転状況(圧力・温度・周囲環境)も記録しておくと、より正確な診断につながります。
分からないことがありましたらこちらからお問い合わせ下さい

一次診断に役立つ写真の撮り方
サービスマンが現場に到着する前に、メールやチャットで写真を共有できれば、訪問前の準備が効率化されます。
撮影すべきポイント
- 制御盤・操作パネルの全体
→ 故障コードや警告表示が確認できるように。 - エラー表示の拡大写真
→ コードやメッセージがはっきり読めるように撮影。 - 周辺状況(配管・油漏れ・異音箇所)
→ 故障の直接原因がコード以外にある場合もあるため。
複数アングルで撮影しておくと、見落としが減ります。

正確な情報が修理のスピードを左右する
現場から正しい故障コードと鮮明な写真が提供されれば、サービスマンは必要な部品や工具を事前に準備できます。その結果、
- 初回訪問での修理完了率が向上
- 工場停止時間の短縮
- 修理コストの削減
といったメリットが得られます。

まとめ
コンプレッサーの故障対応においては、「コードを正確に読む」「写真を的確に撮る」という情報収集が一次診断の質を大きく左右します。
現場担当者がこのポイントを押さえることで、サービス業者とのやり取りがスムーズになり、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。
故障コードか分からないけどいつも点灯しているランプがある、故障コードは出ていないのにコンプレッサーの調子が悪い等
気になることがありましたら是非お問い合わせください。

