コンプレッサーから異音がする原因は?圧縮機本体のベアリング摩耗に注意!

こちらの記事では『コンプレッサーから異音がする原因は?圧縮機本体のベアリング摩耗に注意!』について、コンプレッサー修理の専門家が解説いたします。


有限会社清水機械 代表取締役 清水淳也
コンプレッサー・ポンプ・ブロワーのメンテナンスと販売を行う『有限会社清水機械』の2代目社長に2013年9月就任。
岐阜県・近隣県を中心に30年以上コンプレッサー修理を行っている。
昨今は修理・メンテナンス以外にもコンプレッサー購入のための省エネ補助金の申請支援も行っている。

◆保有資格:日立OSPライセンシー、三井コンプレッサー技士、アトラスコプコサービス技術員証、他多数

【異音原因】圧縮機本体のベアリング摩耗

今回ご紹介するコンプレッサーの異音原因は、圧縮機本体のモーターベアリングの摩耗になります。

あるお客様から、
「購入後1年程度のコンプレッサーなのに異音がする」

とのご連絡をいただき、すぐに現場で状況を確認いたしました。

現場で確認すると、『運転時間は100時間程度、吐出温度60℃程度』の状況で、圧縮機周辺から異音がありました。

通常、使用1年の圧縮機を分解する事はございませんが、今回は必要有りと判断しました。

実際に分解した『圧縮機の内部』の写真が以下のものです。

圧縮機内部の写真


確認の結果、圧縮機のベアリングの摩耗によるガタが本体部の摩耗にもつながったと思われます。

圧縮機本体のベアリングが摩耗した際の対応策とは?

ベアリングは消耗品ですので、定期的なメンテナンスや交換が必要です。

そのため、ベアリングの摩耗への対応策は非常にシンプルですが、

ベアリングは他のコンプレッサー部位と合せて定期的なメンテナンスを行うようにしてください。

もしコンプレッサーの異音が気になる場合は、是非一度弊社までご連絡下さい。

有限会社清水機械のお問い合わせフォーム

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