コンプレッサー(圧縮機)に関する「ちょこっと豆知識」その2(オイル編)

こんにちは、(有)清水機械のお役立ち情報の第9回目です。

今回はコンプレッサー(圧縮機)に関する「ちょこっと豆知識」(オイル編)を質問形式でご紹介します。

コンプレッサオイルの代わりにマシーン油を使用した方がよいでしょうか?

コンプレッサオイルには、カーボンの生成の抑制・水分分離の良い・酸化安定性に優れる・分解ガスが少ない錆止め性の高いなどの処理がされています。
同じ粘度のマシーン油を使用した場合これらの処理がされていないのでNG。

レシプロコンプレッサにスクリュー用オイルを使用してもよいでしょうか?

スクリュー用オイルの粘度は低く、サラサラしているので、油膜切れになり焼き付きの原因になるのでNG。

スクリューコンプレッサにレシプロ用オイルを使用してもよいでしょうか?

レシプロ用オイルは粘度が高いため、全体にオイルがゆき渡らないので、故障の原因になります。
また圧縮された空気が、オイルセパレータで空気と油の分離が十分できない上、オイルの減りが早くなるのでNG。

コンプレッサオイルを定期的に継ぎ足しして管理しているが、注意することは?

継ぎ足しを続けると、添加剤の性能が落ちる→劣化するスピードが早くなるので、定期的に全量交換も行うことが大切です。

オイルが乳化する原因は?

オイルに水が混ざることによって乳化します。

オイルが乳化した時は?

オイルを全交換する事をお勧めします。
また、オイルが乳化するということは、使用方法や使用機種など様々な原因が考えられます。

*まずは「有限会社清水機械」にご相談ください。
圧縮空気内の油を取り除く方法も色々あります。

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