エアドライヤーとは?役割やメンテナンス方法をご紹介!

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弊社は東海地域のお客様を中心に約50年以上、コンプレッサーの修理・メンテナンスを行っております。

今回はエアドライヤーについて役割定期的なメンテナンス方法についてご紹介します。

弊社ではコンプレッサーの修理・メンテナンスサービスを行っておりますので、まずはお気軽に清水機械までご連絡ください!

エアドライヤー (冷凍式)とは?役割とは?

エアドライヤーとは、圧縮機で作られた圧縮空気の中にある水分を除去し、乾燥した空気を作る機械です。

下記の写真がエアドライヤーのイメージです。(明治機械製作所製のエアドライヤー)



例えば、夏などに冷たい水をコップに入れて放置すると、周りに水滴が付きますよね。

それは空気中の水蒸気がコップの周りの冷気に触れて水滴に変化したものです。

エアドライヤーはも空気中の水蒸気を水滴に変化させ、それを除くことで乾燥した空気を作る役割があります。

仕組みとしては、エアコンプレッサーで作られた圧縮空気を熱交換器部で冷媒ガスを循環させて冷却し、ドレン水(水滴)に変化させて除去します。

エアドライヤーを付けてないとどうなる?

ドライヤーの付いていないエアコンプレッサーのみで圧縮空気を生産しても、エア内のドレン水を除去することは出来ません。

そのため、 エア使用機器内にドレン水が混入することで、

予想される問題

・機器内に錆が発生
・機器の故障


上記のような問題に繋がります。

また、製造不良塗装不良などの問題も発生させます。

特に梅雨から夏場など、高湿度の時期はドレン水が発生しやすい期間ですので注意が必要です。

セルフメンテナンスの方法は?

セルフメンテナンスとしては、空冷式エアドライヤーの場合、 定期的にコンデンサーのエアーブロー清掃を行ってください。

コンデンサーのフィンはアルミ製ですので、フィンが変形しないようにエアーブローの風量には注意が必要です。

暑い夏場に コンデンサーが埃などで目詰まりを起こすと、フロンガスが冷却されずにエアドライヤーを異常停止させる原因に繋がります。

加えて、設置の周囲温度も高温になると、エアドライヤーを異常停止させてしまう原因になりますので、換気にも気をつけてください。

誤った方法でセルフメンテナンスを行うと機器の故障原因に繋がります。

ご不安な際はこちらから無料相談をご連絡ください。

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エアドライヤーの簡易点検(自主点検)は必要?

エアドライヤーの簡易点検(自主点検)は必要です。

基本的には業者に依頼いただく方が安全ですが、ご自身で実施頂くことも可能です。

もし自社内で行う場合は、3カ月に1回以上の頻度で簡易点検(自主点検)を行い、記録を保存することが法律で義務づけられています。(フロンガス排出抑制法)

簡易点検を行う担当者は 、以下の内容をご確認ください。

簡易点検の確認ポイント

・機器の異常振動・異常運転音

・機器及び機器周辺の油のにじみ

・機器のキズの有無、凝縮器の腐食、錆びなど

・除湿運転中の蒸発圧力計の指針が緑色範囲内であること


記録した簡易点検表は、機器を廃棄した後も 3 年間保存することが義務付けられております。

具体的な簡易点検のチェックリスト(簡易点検表)はこちらから無料でダウンロード頂けますので、ご活用いただければ幸いです。

まとめ

今回はエアドライヤーについて役割定期的なメンテナンス方法についてご紹介しました。

今回のポイントは下記の5点です。

重要なポイント

  • エアドライヤーは乾燥した空気を作る機械である。
  • エアドライヤーを使用しないとコンプレッサーが故障する可能性がある。
  • セルフメンテナンスは風量調整が重要。
  • 簡易点検は3ヶ月に1回以上実施し、簡易点検表で記録を残す法的義務がある。
  • 誤った方法でのセルフメンテナンスや点検は故障の元になる。

弊社ではエアドライヤーのご相談もお受けできますので、是非お気軽にご連絡ください!

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他にも弊社では、コンプレッサーに関する豆知識を投稿しておりますので、是非併せてご覧ください。

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