コンプレッサー配管はホースと鋼管どちらを使うべき?それぞれのメリット・デメリットを解説!

工場や整備工場でコンプレッサーを設置する際、「配管はホースと鋼管のどちらが良いのか?」と悩まれる方は少なくありません。
どちらにも特徴があり、使用環境によって適した選択肢は変わります。
今回はホース配管と鋼管配管の違いを分かりやすく解説します。
ホース配管について
- 配管工事が比較的簡単
- 初期費用を抑えやすい
- レイアウト変更に対応しやすい
- コンプレッサーの振動を吸収できる
そのため、小規模設備や仮設配管、機械との接続部分によく使用されています。
主なデメリット
- 経年劣化によるひび割れや硬化が起こる
- エア漏れが発生しやすい
- 長距離配管では圧力損失が大きくなる
- フォークリフトや台車との接触で破損しやすい
特にエア漏れは電気代の増加につながるため、定期的な点検が欠かせません。
鋼管配管について
主なメリット
- 耐久性が高い
- 長期間安定して使用できる
- 圧力損失を抑えやすい
- 大流量のエア供給に向いている
適切に施工された鋼管配管は、10年以上使用されることも珍しくありません。
主なデメリット
- 配管工事費が高くなりやすい
- レイアウト変更が難しい
- 増設時に追加工事が必要
- 内部にサビが発生する場合がある
サビによる空気品質の低下を防ぐため、近年はメッキ鋼管やアルミ配管を採用する現場も増えています。
実際の現場ではどうしている?
実は、多くの工場ではホースと鋼管を併用しています。
例えば、
- コンプレッサー本体~主配管:ホース
- 工場内の主配管:鋼管
という構成です。
ホースで振動を吸収し、鋼管で耐久性と圧力損失対策を行うことで、それぞれの長所を活かすことができます。

まとめ
ホース配管と鋼管配管にはそれぞれ明確な特徴があります。
| 項目 | ホース | 鋼管 |
| 初期費用 | ◎ 安い | △ 高い |
| 施工性 | ◎ 簡単 | △ 工事が必要 |
| レイアウト変更 | ◎ 容易 | △ 困難 |
| 耐久性 | △ 劣る | ◎ 高い |
| 圧力損失 | △ やや大きい | ◎ 小さい |
コンプレッサーは本体だけでなく、配管の選定によっても性能やランニングコストが大きく変わります。
エア漏れや圧力損失を防ぎ、効率的な設備運用を行うためにも、自社の使用環境に合った配管を選びましょう。
コンプレッサーに関する配管について気になることがありましたら是非お問い合わせ下さい。


